<店長TOKOより ラ・ゾーヌのここだけのお話>
TOKOが?の手習いでアコーディオンを習い始めた頃、彼女たちもまだミュゼットを弾き始めたばかりだった。(2003年頃)当時円山にあったダイマに初めてライブを聴きに行った時、彼女たちのレパートリーが数曲しかないらしく、ボタンアコのKumiのMC(おしゃべり)が演奏時間より長かった(笑)。「アンコール!」と言ったら一番始めに演奏した曲を再び弾いた。そんな始めの1歩を知るTOKOとしては、わずか4年弱の年月で、『よくぞここまで』と、まるでわが子の成長に目を細める母親の心境なのだ。
さらに裏話を暴露しちゃうと、当初ピアノのNaomiも間違えては「ごめ〜ん、も一回始めから」なんて汗かきかき弾き、お客の方がドキドキさせられる、スリルとサスペンスのライブだった(笑)。バンジョーのJOも楽器屋さんで出された時、初めてバンジョーという楽器を見たそうで、あの時三味線を出されていたら、それがバンジョーだと信じたというほど素人だった。
当然のことながら偶然や幸運だけで、ここまで完成度をあげるわけもなく、彼女らのその努力とミュゼット魂は表敬に値する。
何歳から何を始めても、「もう遅い」ということはないことを(決してヤングではない)彼女たちは身を持って証明してくれたわけで、TOKOのアコーディオンのモチベーションにもなっている。
お店を二条市場食堂街に移した時、連日深夜までかかり、壁・床・天井などすべて自分たちの手で、徹底的に戦前巴里下町の酒場を再現した。
ふらりと女ひとりでも気楽に飲みに行ける店。旧いミュゼットを聴きながら、カウンターでグラスを傾けると、遠き巴里の下町酒場にタイムワープしたような気分になるのです。
ファーストアルバム発売、おめでとう!(2007.6.01)
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■ミュゼット小屋の夜

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